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2022.09.07 UP
お子様の難聴について。当院は『二次聴力検査機関』です。

<赤ちゃんの難聴について>

すずらん耳鼻咽喉科は、2022年から新生児聴覚スクリーニング後・乳幼児健診後の聴力検査機関の『二次聴力検査機関』に選ばれました。

生まれたばかりのお子さんの聞こえの検査が『リファー(要検査)』となった場合、ご家族は大変ご心配だと思います。そんな聞こえの検査を行う施設が『二次聴力検査機関』です。

『二次聴力検査機関』は十勝に4つあります。

・JA帯広厚生病院
・帯広協会病院
・北斗病院

そして当院、すずらん耳鼻咽喉科です。

赤ちゃんの難聴については1−3−6ルールといって「生後1か月までにスクリーニング検査、生後3か月までに耳鼻咽喉科での精密診断を実施し、生後6か月までに難聴の支援を開始」することが望まれています。

なるべく早く専門施設で検査を行って、診断をつけることが大切です。

精密検査ではABRという脳波検査を行います。昔は脳波を取るためには、睡眠薬で眠らせなくてはいけなかったのですが、当院のABRは起きたままでも脳波をはかれるものになっています(当院のブログ記事を参照してください)。

<こどもの難聴について>

赤ちゃんではなくても、お子さんの聞こえについてもいろいろとご心配があると思います。

聞こえの悪さには、耳垢や中耳炎などでおこる場合もありますし、難聴が原因になっている場合もあります。

院長は小児耳鼻咽喉科学会の会員です。こどもの耳鼻咽喉科の専門ですので、お気軽にご相談してもらえたらと思います。

<参考リンク>

日本耳鼻咽喉科学会ホームページには、『お子様の難聴に関する情報』というページがあります。
http://www.jibika.or.jp/citizens/nanchou.html

 

新生児聴覚スクリーニング後・乳幼児健診後の聴力検査機関一覧

北海道
http://www.jibika.or.jp/citizens/nanchou_list/11Hokkaido.htm

精密聴力検査機関は北海道に8施設あります。
そのうち7施設が札幌で、残り1施設が旭川医科大学です。
当院は札幌医科大学などと連携しております。

 

ご参考になりましたら幸いです。

院長 佐藤 純

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