2022.04.05 UP
2022年はシラカバ大量飛散年の予想
<今年はシラカバ大量飛散年の予想>
2022年は、シラカバ花粉の大量飛散が予想されています。
花粉症の方には、今年は大変な年になりそうです。
北海道だけ、”非常に多い”予想で真っ赤になっております。
日本気象協会 2022年 春の花粉飛散予測(第5報)より引用
https://tenki.jp/pollen/expectation/
<花粉の開始予想>
昨年は4月20日に、シラカバ花粉が観測されています。
過去10年間のシラカバ花粉の初観測は、4月24日です。
花粉が一番飛ぶ日は、過去10年平均で5月12日になっています。
帯広保健所 シラカバ花粉情報2022より引用
https://www.tokachi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hgc/kafun.html
<すでにハンノキ花粉は飛んでます>
シラカバの親戚のハンノキの花粉はすでに3月から飛んでいます。
今症状がある方は、ハンノキ花粉の可能性が高いです。
ハンノキはシラカバの親戚ですから、これからさらにひどくなります。
これから4月後半〜5月にかけてシラカバが大量に飛散すると、症状は更に悪化する可能性があります。
<シラカバ花粉の初期治療をおすすめします>
シラカバ花粉症は4月下旬から始まります。
すでにハンノキ花粉は3月から飛んでいます。
症状があったり、無くてもゴールデンウィークに毎年症状が出る方は早めに薬を使ったほうがいいとされています。
アレルギーの薬は、ガマンして悪くなってから使うより、症状が出始めの早めに使うほうが効果が高いためです。
まとめ
・今年の花粉はかなり多い、大量飛散の予想
・シラカバ花粉の開始は例年4月24日ごろ、花粉ピークは5月12日ごろ。
・すでにハンノキ花粉は飛んでいる。
・花粉症は、がまんして悪くなってからより、早めに薬を使ったほうが効き目がいい。
院長の佐藤純は、耳鼻咽喉科の日本アレルギー学会専門医です。十勝管内では唯一となっております。
十勝唯一のアレルギー専門医(耳鼻咽喉科)
すずらん耳鼻咽喉科
院長 佐藤 純