すずらん耳鼻咽喉科ブログ

2020.06.01 UP
2020年十勝シラカバ花粉症 大量飛散が続いています

2020年十勝シラカバ花粉症 大量飛散が続いています

6月に入りました。今年はシラカバ花粉の大量飛散の年です。今年は患者さんの目や鼻、のどなどの症状がかなり強い印象です。

帯広保健所からのデータです。新型コロナ対策でお忙しいところ、データの更新をしていただき、たいへん助かっております。

いまだにシラカバ花粉が多く続いています。ほかの年なら1年で最高にとぶ花粉量が20−30個なのですが、そのぐらいの花粉が毎日飛んでいることになります。今年の最大は120個を超えて、過去10年間で2番めに多い年になっています。

こちらが過去10年間のシラカバ花粉のデータです。

シラカバの花粉は6月上旬で終了することが多いのですが、花粉の量が多い年は、終了も遅くなる傾向があります(少なくてもダラダラ続く年もありますが)。

さらに6月に入ると、イネ科の雑草や牧草が出てきます。いますでにオーチャードグラス(カモガヤ)、チモシー(オオアワガエリ)がそこかしこで見られます。草刈りなどでくしゃみや鼻水、鼻づまりがありましたら、これらのイネ科が疑われます。

 

シラカバ花粉症に加えて、夏のイネ科の花粉症がかなり出てきています。症状が悪化すると薬が効きずらく、良くなるまでに時間がかかるようになります。ひどくなる前に早めに治療をすることをおすすめいたします。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は解除になりましたが、当院でも安全に最大限に配慮して診察を行っていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

すずらん耳鼻咽喉科

院長 佐藤 純

2020.05.19 UP
2020年 十勝シラカバ花粉 今年は大量飛散しております

【今年は十勝のシラカバ花粉の大量飛散年です】

今年のシラカバ花粉症はここ10年間と比較して2番めに多い、大変な状況になっています。

帯広保健所のデータを参考にさせてもらっています。

現時点でのシラカバ花粉の飛散状況です。ピークは120個を超えています。

この数字は、過去10年間で2番めに花粉が多いことになります。

最大捕集数とは花粉の最大数、つまり花粉のピークを示します(右から2番めの欄です)。

2010年から昨年までのデータのうち、2018年が最大172個でした。

それ以外の年は最大100を超えていません。

しかし今年2020年はすでに120個を超えていますので、ここ10年間と比較して2番めに花粉が多い年になっています。

 

【症状、治療について】

今年は花粉が多いせいか、患者さんも目の症状がかなり強く、鼻やのどのかゆみの訴えも多くなっています。

ひどくなっても放置していると、いざ薬を使っても症状改善に時間がかかるため、早めに薬を使って抑えることが重要です。

 

【果物アレルギー、シラカバ花粉症(PFAS)について】

シラカバ花粉症があると、バラ科の果物であるリンゴモモなどのアレルギーが出たりすることがあります。

最近ではシラカバ花粉症と豆乳のアレルギーが関係していることが分かってきております。

これらは花粉症と食べ物が関係しているため、以前は口腔アレルギー症候群(OAS)、最近では花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)と呼ばれています。

他にも夏のイネ科の雑草でスイカメロンのアレルギー、秋のキク科の雑草でセロリニンジンのアレルギーが出ることがあります。

当院で血液検査をすることでPFASの診断ができます。検査結果には1週間前後お時間をいただきます。また、検査項目がない果物や食べ物もありますのでご注意ください。

 

【最後に】

新型コロナウイルスで大変お忙しい中でも、保健所の方々には花粉症のデータを提供してもらっており、たいへん助かっております。ありがとうございます。

今年の春のシラカバはかなり花粉が多くなっています。そして次に夏のイネ科、秋のキク科と、他の花粉が多くなる季節になります。ご注意ください。

 

ご参考になりましたら幸いです。

 

すずらん耳鼻咽喉科 院長 佐藤 純

2020.01.01 UP
■あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

1月6日(月)より通常どおりの診療を行います。

 

当院は昨年2019年で開業11年目になりました。

地域のみなさまに支えられてここまで頑張ることができました。

本当にありがとうございます。

 

2020年も音更町ならびに十勝地方の地域医療に貢献していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

すずらん耳鼻咽喉科

院長 佐藤 純、スタッフ一同

2019.12.16 UP
日本アレルギー学会・総合アレルギー講習会に参加しました。

2019年12月14−15日に横浜で行われた日本アレルギー学会主催の総合アレルギー講習会に参加しました。

 

アレルギー専門医はこの講習会の出席が必須になりました。院長はアレルギー専門医を取得していますので、この総合アレルギー講習会と日本アレルギー学会の総会に出席しなくてはいけません。

基礎研究や内科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科など総合的なアレルギーの講習を受けてきました。大変勉強になることが多い学会でした。

当院でも行っている舌下免疫療法の教育セミナーでは、以前に十勝でも公演していただきました日本医科大学の後藤先生(1)に、舌下免疫療法についていろいろと質問させてもらいました。

 

アレルギーに関しては日進月歩で研究が進んでおります。今回の講習会でも日本の最先端の診断、治療について勉強させてもらいました。

講習会で学んだことを、また外来診療でみなさまに提供していけたらと思います。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

(1)当院ブログ関連記事

■とかちアレルギー疾患セミナー 4月25日行われました

https://ameblo.jp/suzuran-jibi/entry-11835434623.html

2019.06.14 UP
日本アレルギー学会に参加しております

休診のため、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

院長は日本アレルギー学会に参加しております。

・三重大学の臨床教授である湯田先生と学会場で、かなりいろいろと意見交換をさせていただきました。日本で一番、舌下免疫療法をやっておられる先生です。大変勉強になりました(MS13-1、EVS1-2)。

・千葉大学の飯沼先生のグーグルを使った花粉症の発表は興味深かったです(MS3-2)。

・大阪はびきの医療センターの山本先生のデュピルマブの報告はIL-4/13受容体モノクローナル抗体の治療の可能性を感じさせるものでした(MS3-5)。

 

学会で得た新しい知見を持ち帰って、皆さんに還元できたらと思います。

休診のため、大変ご迷惑をおかけしておりますがご理解の程よろしくお願いいたします。

 

すずらん耳鼻咽喉科

院長 佐藤 純

 

2018.11.08 UP
【風邪薬】「ルル」「パブロン」など「コデイン」を含む風邪薬、2019年から12歳未満は使用不可に

お子様の風邪のとき、市販薬の使用にご注意ください。

 

「ルル」「パブロン」など「コデイン」を含む風邪薬、2019年から12歳未満は使用不可になります。

 

その理由は、コデイン(コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩)が入っているためです。

 

コデインには呼吸困難などの重篤な副作用を引き起こす場合があり、特に小さな子供には副作用が以前から心配されてきていました。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/06/news095.html

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000057-it_nlab-sci

 

対象となる薬は

「新ルル-A錠s」

「パブロンゴールドA<微粒>」

「ベンザブロックS」

など、よく薬局でも見かける医薬品数百種類に及びます。

 

現在、改訂中のために古いパッケージと新しいパッケージでは使用可能な年齢が違う場合がありますのでご注意ください。

 

 

 

すずらん耳鼻咽喉科 

院長 佐藤 純

2018.10.04 UP
2018年ノーベル医学生理学賞に本庶・アリソン教授 PD-1/CTLA4

2018年ノーベル医学生理学賞に本庶・アリソン教授が決定しました。当院の院長にも非常に関係のある研究での受賞となりました。

 

本庶佑・京都大学教授はPD-1の、アリソン・テキサス大教授はCTLA4についての研究です。

院長の学位論文は2本あります。論文タイトルにはCTLA4という文字が入っております。私は今回ノーベル賞のアリソン教授と同じ分野を研究していました。

 

【院長・学位論文】

  1. Suppressive effects of CTLA4-Ig on nasal allergic reactions in presensitized murine model.
    Sato J, Asakura K, Murakami M, Uede T, Kataura A.
    Life Sci. 1999;64(9):785-95.
  2. Topical CTLA4-Ig suppresses ongoing mucosal immune response in presensitized murine model of allergic rhinitis.
    Sato J, Asakura K, Murakami M, Uede T, Kataura A.
    Int Arch Allergy Immunol. 1999 Jul;119(3):197-204.

 

アリソン教授はCTLA4をガンを抑える研究でノーベル賞に輝きました。

 

私の博士号論文はCTLA4を用いてアレルギー性鼻炎を抑えられるか、という世界初の報告でした。今回、この研究領域は20年の時を経て2018年のノーベル医学生理学賞になっております。

 

私の今は亡き弟は内科医でテロメアを研究しておりました。その研究領域は2009年にノーベル医学生理学賞になっております。兄弟の研究領域とも医学の本流となっていることは大変喜ばしいことです。

 

世界中の研究者が寝る間も惜しんでやっていた研究の結果が、いま多くの患者さんに使われる薬となっています。これからも医学の進歩におくれないように頑張りたいと思ったニュースでした。

 

 

佐藤 純(すずらん耳鼻咽喉科)

2018.09.30 UP
第57回日本鼻科学会9月27日(木)~29日(土)に参加しました

9月27日(木)~29日(土)に旭川で行われました第57回日本鼻科学会参加しました。

 

日本の耳鼻咽喉科のなかでも特に”鼻”の専門の学会です。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、匂いなどについてのさまざまな情報が発表されておりました。

 

9月の北海道大地震で開催が危ぶまれましたが、海外の演者も含め非常に精力的に意見交換が行われていました。院長も招待講演でタイのSanguansak Thanaviratananich教授(Khon Kaen大学)とディスカッションさせてもらいました。

 

会長の原渕教授(旭川医科大学)と院長です。


原渕教授は院長が医師になった初年度から、ずっと教えていただきました上司です。大変教育熱心な先生で、札幌医大から旭川医科大学の教授になられてからも非常にお世話になっております。

 

今年の日本鼻科学会は旭川の星野リゾート(旧・旭川グランドホテル)にて行われました。

 

医療の進歩は目覚ましいものがあります。日々勉強をして、患者さんに還元できるように頑張りたいと思っています。

 

 

佐藤 純(すずらん耳鼻咽喉科)

2018.07.05 UP
ホームページ開設のお知らせ

ホームページをOPENしました。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

佐藤 純(すずらん耳鼻咽喉科)拝

2018.07.04 UP
はじめまして

はじめまして。

すずらん耳鼻咽喉科、院長の佐藤純です。

ホームページを新設いたしました。

よろしくお願いいたします。